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鳳徳小学校で車椅子体験をしました!

2011/11/11(金) 12:45 | posted by 鳳徳学区社会福祉協議会
平成23年11月8日(火)
 鳳徳小学校4年生2クラスが、総合学習の時間に車椅子体験学習を行いました。
 3限目と4限目を使い、1クラスずつ車椅子体験をしました。


初めに、校長先生からお話がありました。
 「みんな、車椅子に乗ったことある?」
 「車椅子に乗る人にとっては、その人の足となるとても大事なものです。
  遊びじゃないからみんな真剣に学習して下さい。」


次に、私たち北区社協の実習生により、車椅子の使い方や介助の方法、各コーナーの説明をしました。
 DSCF4538.jpg 
「声をかけながらゆっくりしてあげてね。」
「止まっている時は必ずブレーキをかけてね。」
 


車椅子体験はじまり!!
 3人1組になり、コースを一周するごとに車椅子に「乗る人」「押す人」 「補助する人」を交代して体験しま
 した。
 DSCF4544.jpg
鳳徳学区のボランティアの方々に、各コーナーでのご指導と見守りをして頂きました。



DSCF4539.jpgDSCF4546.jpg
車椅子でスロープや段差の上り下りを体験しました。
下りる時は反転して、必ず後ろからゆっくり下ります。
車椅子に乗っている子どもたちは、「怖い」や「不安だ」と感じたようです。
車椅子に乗っている人の気持ちを考えて押すことの大切さや
声かけの必要性に気づいてくれた子どももたくさんいました。



DSCF4554.jpg
車椅子ではぬかるんだ道やじゃり道はとても進みにくく、押す人も力がいります。

その他にも、長椅子を並べて作ったジグザグ道では自走を体験しました。



(感想)
 車椅子は、ケガをしている人、病気などで歩けない人など様々な人が使用します。もしかしたら自分や友達も車椅子に乗ることがあるかもしれない。また、いつどこで車椅子に乗っている人に出会うかわからない。車椅子に乗っている人を特別視したり、見て見ぬふりをするのではなく、「声をかけてみよう」「何か自分に出来ることはないかな」と考えてもらうきっかけになればと思います。普段の生活でも、まちを歩いていて「こんなものがあったら車椅子の人が通りにくいな。端に寄せておこう。」というように、気づいて自然と行動にうつせるようになってほしいと思います。
 声をかけるのは勇気がいることですし、何かお手伝いしたいという気持ちがあっても、どうしたらよいかわからないと思ってしまう人は多いと思います。この体験学習が活きて、「学校で勉強したから、どうしたらいいかわかる!」という知識・経験があれば、「何かお手伝いしましょうか。」と声をかける勇気も出てくるのではないかと思います。そういう意味のある学びの場となるようにという思いを込めて、今回の車椅子体験学習を行いました。

(文責)
実習生 神谷はる野 (佛教大学)
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