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北区の学区社協活動ブログ

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上賀茂学区で「健康すこやか学級」が開催されました!

2013/09/11(水) 16:49 | posted by 京都市北区社会福祉協議会
上賀茂「健康すこやか学級」

日時:9月9日(月)13:30〜15:30
場所:上賀茂児童館(普段は上賀茂会館)
内容:貼り絵
対象者:高齢者
参加者:学区社協職員、児童館職員、民生児童委員、老人クラブ役員
計:男性7名 女性9名

上賀茂学区の健康すこやか学級は学区社協の会長のあいさつから始まり、みなさん貼り絵を楽しんで取り組まれました。
普段は上賀茂会館でDVD鑑賞や身体測定などを行われているそうです。前もって予定が立てられるようにすこやか学級の年間催し一覧を配るそうです。


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貼り絵は黒谷の和紙を使用していて彩も素材も素敵です。皆さん秋の自然などをイメージして作成されていました。

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今回ここで作成された貼り絵を、11月に児童館で行う上賀茂美術館に展示するそうです。そこでは紫竹学区や紫野学区の方の作品もあるそうです。

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私も巨峰を作ってみました!!

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完成した後は、児童館職員が作られた和菓子をいただきました。気になる人はレシピを聞くなどされて会話もはずんでいました。
充填豆腐と白玉粉で作ったようです。

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次回は紙芝居だそうです!!



〈 実習生の感想 〉
年に一度の貼り絵は、その場だけでの楽しみやふれあいだけなく地域の美術館に飾られることで参加者の活動への意欲が高まったり、作品づくりを通して出会えた人と美術館でまた交流できるなど、繋がりができる良い取り組みだと思いました。

文責
実習生 嵯峨根 逸美
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防災紙芝居『水禍』‐みずのわざわい‐作成とその後

2013/07/05(金) 16:53 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
上賀茂社協では、子ども達への防災教育と地域への防災啓発を図るために、上賀茂周辺も大きな被害を受けた「昭和10年京都大水害」を題材にした紙芝居と当時の資料をまとめた資料集+DVDを作成しました。
その後、各方面から問い合わせをして頂き、様々な場所で展示及びお話をさせて頂きました。

京都建築技術フェア(6月11日 京都市都メッセ)
 このフェアは、建築の専門家の皆さんが、未来の都市計画を考えたり、技術見本市をされる取り組みでした。 建築界でも、今後の課題として「防災」を重視されており、その流れで防災紙芝居を展示して下さいました。主催者の方のお話では、たくさんの方が熱心に見て下さっていたとのことで、啓発の意味において本当に感謝感激でした京都建築技術フェア
                            紙芝居展示風景

京都市聴覚障害者協会高齢部 老人大学での講演 (6月27日 京都市壬生福祉会館)
 この学習会は、京都市全市の聴覚障害を持つ高齢部の方々が行っておられる事業です。
社協が作成した防災紙芝居の新聞記事を読まれ、問い合わせて下さり、この機会が可能になりました。
手話通訳の方を介しての講演で、うまくお伝えできるか心配でしたが、皆さん食い入るように資料の大水害DVDや紙芝居を見ておられました。また、障害のある方々にとっての地域防災のあり方や、大水害の際の子どもの頃の体験やご家族から聞いたお話なども出て、私たちも大変勉強になりました。老人大学
                             紙芝居の紹介

上賀茂小学校『上賀茂防災の日』との連携(6月28日上賀茂小学校)
 防災紙芝居は、子ども達の防災教育に役立てて頂こうと一部寄付させて頂きましたが、上賀茂小学校でも、京都大水害のあった6月29日(今年は29日が土曜日なので28日に行われました)を『上賀茂防災の日』と位置づけ、災害に関する学習を深める機会とされました。
当日は、紙芝居を通じて繋がった京都府京都土木事務所の方が5・6年生に出前授業を行って下さり、鴨川や水害の歴史についてお話して下さいました。

くわしい当時の模様は京都府ホームページ 鴨川新発見記に掲載されています。
http://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/1330410736400.html?mode=preview 
 
また、4年生では、紙芝居の上演を通じて災害や災害に対する備えについて学習しました。
社協としても、このような取り組みが始まったことに心から感謝し、当日も紙芝居を作ったいきさつなどをお話させて頂きながら授業に参加させて頂きました。
防災授業
                           災害についての授業

そして、この日はNHK の方々からBSプレミアム「新日本風土記」という番組が鴨川をテーマに番組作りをされているということから取材依頼があり、紙芝居を中心に取材されました。取材
                               取材風景

紙芝居で色々な人が繋がり、そして災害に対する取り組みが動き始めています。今後とも、社協として「命」に繋がる様々な取り組みを積極的に進めていこうと考えています。

NHK BSプレミアム「新日本風土記」は7月19日金曜日午後9時から放送予定です。是非、上賀茂社協の取り組みをご覧ください。
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ジュニア上賀茂検定

2013/07/04(木) 21:20 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
地域の歴史を語り継ぐ取り組みに参画!

6月13日、上賀茂文化推進委員会主催の「ジュニア上賀茂検定」地域ラリーが行われ、社協も協力団体として参加しました。
 この取り組みは、「地域の歴史を地域の子ども達に引き継いでいこう」と上賀茂小学校と連携し、数年前から地域ぐるみで取り組まれている事業です。
学習用テキストも初級編、中級編と上賀茂文化推進委員会の皆さんが作成され、
3年生の初級から始まり、6年生の中級編で終了することになっています。ジュニア検定テキスト
この日行われた地域ラリーは、初級を学ぶ3年生が事前学習として、実際に地域を回り、自分の目で確かめるということを趣旨に行われています。
子ども達は、各班に分かれて、テキストにあるポイントをラリーしてまわります。この班にはPTAはじめ、保護者有志も同行されます。ポイントには地域の人々が立って、ポイントの説明をし、問題シートに合わせて質問します。子ども達はそれに回答して○×をもらうという仕組みです。
ジュニア検定2
そして、子ども達は、この学習をもとに一年間学習を深め、年度末に検定をうけるようになっています。
まさに学校、地域、保護者が連携して成り立つ取り組みですが、この取り組みを通して、私たち大人も地域を学ぶ機会となっています。
3年生総勢100名、そして参加して下さった方々にとっても、真夏日の厳しい気候でしたが充実した日となりました。
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上賀茂社協総会開催

2013/07/04(木) 20:20 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
平成25年度の社協総会が開かれました
 去る,5月12日(日)上賀茂会館において,社協代議員(各町内会長)様のご出席の下,平成25年度の上賀茂社会福祉協議会の総会を開催しました。
平成24年度の事業報告,同決算報告とともに,平成25年度の予算案・事業計画が上程され,いずれも承認可決されました。さらに、役員の定年を75歳とする規約改正を提案,了承をいただきました。また,今期は改選期ですが,中島会長を中心に新たなメンバーも含め18名体制で、2期目を推進いたします。中島会長挨拶
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防災教育と地域防災啓発推進のために

2013/05/20(月) 13:29 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
〜昭和10年京都大水害紙芝居「水禍-みずのわざわい」作成報告〜
東日本大震災以降、災害に対する地域ぐるみの備えが強く求められるようになりました。
上賀茂学区社協としましても、子供達への防災教育と地域への防災啓発を図るために、上賀茂周辺も大きな被害を受けた「昭和10年京都大水害」を題材にした紙芝居と当時の資料をまとめた資料集+DVDを作成しました。
 紙芝居に関しましては、京都市北区まちづくり提案支援事業補助金の援助も頂きながら3部作成し、そのうち2部は、防災教育の教材や防災啓発に活用して頂こうと上賀茂小学校と北消防署に寄付させて頂きました。
また、残り1部は、地域に貸し出し、防災啓発等に役立てて頂こうと考えております。

尚、この紙芝居の著作権は上賀茂学区社会福祉協議会に帰属します。
無断転用、複写はご遠慮願います。


防災紙芝居「水禍」-みずのわざわい-
絵 :西村 栄治
作 :久保田 真由美
監修:劇団カッパ座京都事務所

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貸し出し内容
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上賀茂児童館設立10周年記念事業開催

2012/09/07(金) 21:53 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
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開館10周年記念 かみがもおたのしみランド

平成15年4月に上賀茂学区に開設以来、今年で上賀茂児童館が10周年を迎えました。
そこで、去る9月1日、地域の様々な人達と子ども達がふれあい、交流を通して児童館への理解を深めることを趣旨とし、10周年記念事業を開催しました。
 紫野高校吹奏楽部OBの方々と学童クラブの子どもたちの歌でオープンニング。その後、児童館全館と烏帽子公園をいっぱいに「おたのしみランド」として、だがしやポップコーンのコーナー、工作コーナー、スライムコーナー、昔遊びコーナーを開設し、子ども達や保護者、地域が一つになって楽しい一時を過ごしました。

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我が上賀茂学区社協は、主にスライムコーナーを担当。小さなビニール袋にキラキラ光るラメを入れ、糊と「魔法の水」を投入し、さてどんなものができるのか。子ども達も、不安と期待で胸ふくらませ、スライム作りに取り組んでいました。
「魔法の水はどうして作るの?」「魔法使いの秘密だから、ないしょ」。
「赤・青・黄、どの魔法の水を入れる?」「りんご…」。私たちと子ども達の楽しいやりとりでした。
 子ども達は、最後に、劇団「むむのこ」のペープサートや光る影絵を観劇。夏休み明けの最初の休日を目いっぱい楽しんでいました。
 今回の事業開催にあたっては、児童館の先生方、そして実行委員の子ども達、地域各種団体、その他たくさんの方々のご協力を頂きました。ありがとうございました。
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H24年度 福祉教育授業づくり始動!

2012/08/11(土) 15:33 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
H24年度 福祉教育授業づくり始動!
上賀茂学区では、昨年度より上賀茂小学校と連携し、4年生総合学習における「福祉教育」の授業づくりに取り組んでいます。
 昨年度は、「やさしい町 上賀茂」を年間テーマに置き、視覚、聴覚、身体障害者の介助、地域福祉の学習を深め、子ども達自身も、社会や地域の一員として何ができるかを考えてもらいました。
 その実践を基に、今年度はどうしていくのか。8月8日、新たに4年生を担当されている先生方と今年度の取り組みについて打ち合わせを行ってきました。
 そこで、24年度の年間テーマは「共に生きる」に決定!このテーマを柱に、9月から体験も含めた視覚、身体障害、地域福祉の学習を進め、最後に「共に生きる」とはどういうことか、そしてそれが可能な社会や地域はどう創っていけばいいのか考えてもらうことにしました。
 学校が進めている「学校教育」としての福祉と地域が進めるべき「地域教育」としての福祉。双方をミックスさせ、本年度も、子ども達に生きた「福祉教育」が提供できるよう頑張っていきたいと思います。
4年担任の先生方との打ち合わせ2011年度福祉教育報告冊子
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上賀茂社協だより〜ふくしかわらばん第28号の発行♪

2012/03/19(月) 09:45 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
上賀茂社協だより〜ふくしかわらばん第28号が発行されました。今号は、小学生を対象とした「福祉教育」の取組について報告されています。

詳しくは、以下のPDFをご覧ください。
20120319093648616.pdf
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上賀茂社協だより〜ふくしかわらばん第27号の発行♪

2012/02/10(金) 13:51 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
上賀茂社協だより〜ふくしかわらばん第27号を発行されました。詳しくは、以下のPDFをご覧ください。(北区社協事務局)20120210134345067.pdf
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今年度の新しい取組から (福祉教育)

2011/12/04(日) 22:19 | posted by 上賀茂学区社会福祉協議会
上賀茂学区における「福祉教育」の授業づくり
〜上賀茂小学校4年生の子ども達と共に〜

 上賀茂小学校+上賀茂学区社会福祉協議会
最初全体
 現在、私達の社会は、東日本大震災や近年起きた度重なる災害、また、社会問題となっている高齢者への支援や子ども達の「虐待」をはじめとする諸問題を前に、地域の繋がりや結束が益々求められている所でもあります。そして今後、今を生きる子どもたちは、将来の超高齢化社会を支え、中心をなしていかなければなりません。そうした背景の中で、「命」や「人権」を軸にして、抽象的ではなく、最も身近な地域にスタンスを置いた具体的な「福祉」を学ぶ場を提供し、私たちはその大切さを伝えていかなければならないと考えました。また、そうした「学び」づくりの過程で、私達大人も考えるきっかけにできればとも考えました。
 そこで今年度、上賀茂社協では、「福祉教育」という枠を事業計画に盛り込み、担当チームを結成し、上賀茂小学校4年生を対象に、総合学習の時間で、上賀茂社協がパイプ役となって学校教育と福祉関係機関を結びながら、一年間を通したテーマを基に福祉教育の授業づくりを進めていくことにしました。
以下が、4年生担任の先生方と話し合って決定した「福祉教育」事業の趣旨と年間計画です。

1.≪ 趣 旨 ≫
・子ども達の「福祉」に関する教育の充実と理解、行動を進める取組みを行う。
(1) 体験を通して「福祉」の意味と理解を深める。
(2)福祉活動に参加する事を通して、社会、地域、人への貢献、ボランティア活 動の重要性を伝える。
(3)地域に住む一人として、高齢者や障害者、外国の方々等、様々な人達と暮ら す「支えあう地域づくり」の理解を深める。
2.≪ 重 点 ≫
「知る」ことを目的化せず、「知る」ことから「考え」、具体的「行動」に移すことを目的とする。

3.≪ 上賀茂小学校4年生総合学習授業予定 ≫
(テーマ)
「バリアフリーとは何か。上賀茂の町は、だれもが住みやすいやさしい町だろうか。」

(年間計画)
(1) 第一回 … 視覚障害について
 事前学習:9月 手と心で読む(国語)−国語の授業を通して、視力障害をキーワードに、関わりある事柄について調べ学習を進める。
 10月7日(金) 視力障害の方をお招きしてお話を聞く。
  場 所:上賀茂小学校 多目的室 
  時 間:AM:10:45〜(3・4時間目授業)
  講 師: 渡邊 昭一 先生
          京都市北区身体障害者団体連合会会長 
          京都府視覚障害者協会北支部会員
          京都ライトハウス勤務
  内 容:講師による視覚障害者のお話の後、子ども達とディスカッション。
 ☆ 学校、上賀茂学区・北区社会福祉協議会、京都ライトハウスとの連携事業

(2) 第二回 … 聴覚障害について
 事前学習:10月 聴覚障害をキーワードに、かかわりある事柄について調べ学習を進める。
 11月1日(火)聴覚障害の方をお招きしてお話を聞く。
  場 所:上賀茂小学校多目的室  時間:10:45〜12:00
  講 師:福村先生(上賀茂在住)  手話通訳 藤木さん
  内 容:講師による聴覚障害者のお話の後、子ども達とディスカッション。
 ☆ 京都市教育委員会の協力

(3) 第三回 … 身体障害と介護について
 事前学習:11月車いすと介助犬をキーワードに、関わりある事柄について調べ学習を進める。
 11月21日(月)介助犬への理解と車いす体験をする。
  場 所:上賀茂小学校 体育館&教室
  時 間:AM:10:30〜(3・4時間目授業)
  講 師:京都ケアドッグステーション
  内 容:介助犬と車いすの体験を通して、障害のある人への理解を深める。
 ☆ 学校、上賀茂学区・北区社会福祉協議会、京都市福祉ボランティアセンター、京都ケアドッグステーション連携事業

(4) 第四回 … 地域福祉について
 事前学習:上賀茂の町のバリアフリーについて調べる。(インタビュー・探検)
 12月19日(月)(予定) 地域の福祉の取組みについて、上賀茂社会福祉協議会の方のお話を聞く。
 ☆ 学校、上賀茂学区社協連携事業

(5)第五回 … 高齢者福祉について
 事前学習:地域福祉や高齢者について、これまで学んだことを複習し、まとめ る。
 2月(予定)地域高齢者施設の方々との交流 
  内 容:お年寄りとの交流・学んできたことを生かして、お年寄りに寄り添う活動をする。

(6) 一年間のまとめ
  テーマにそって、上賀茂の町はだれもが住みやすい町だろうか。まとめる。そして、地域の一人として、今の自分たちにできることは何かを考える。

≪ 実践報告 ≫
 ☆ 第一回目 − 視覚障害について学ぶ
 事前学習:9月手と心で読む(国語)−国語の授業を通して、視力障害をキーワードに、関わりある事柄について調べ学習を進める。
 10月7日(金) 視力障害の方をお招きしてお話を聞く。
  場 所:上賀茂小学校 多目的室 時間:AM:10:45〜(3・4時間目授業)
  講 師:渡邊 昭一 先生
     京都市北区身体障害者団体連合会会長 京都府視覚障害者協会北支部会員、京都ライトハウス勤務
  内 容: 講師による視覚障害者のお話の後、子ども達とディスカッション。
 ☆ 学校、上賀茂学区・北区社会福祉協議会、京都ライトハウスとの連携事業

(当日の報告)
 子どもたちは、この日に向けて、事前に国語の教科書にある「手と心で読む」という単元を学び、実際に、点字を打つまでの学習を行ってくれていました。
まず講師の渡邊先生は、身近な問題から、東北の大震災を題材に緊急事態の際、視覚障害者にとって何が必要か、どうした手助けが必要か、子どもたちに分かりやすくお話してくださいました。緊急時に最も必要なこと。それは、「時間」を知ること、そして「情報」得ること。そして、その為に「ラジオ」は、視覚障害にとって何より必要であることを話されていました。
 また、自分の日常生活を基に、ユニバーサルデザイン(文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計・デザイン)についてや、白杖の使い方、暮らしの中で必要な支えについてのお話しもしてくださり、子どもたちも熱心にメモを取り、聞いていました。メモ【熱心に書かれた授業メモ】
 また、子ども達が事前学習の中で学んだ点字を使って、渡邊先生に自己紹介文を書いておいてくれたのですが、これが、果たして通じるのかどうか。子ども達もドキドキしている様子でしたが、渡邊先生が、一つ一つ手で読み上げて下さる度に歓声があがり、点字が通じた喜びを感じている様子でした。
最後のディスカッションでは、子ども達の手がたくさん上がり、時間が少なかったのが本当に残念でした。
 子ども達は、日常の生活の仕方、困ることはどんなことか、どんな手助けが必要かなど、自分達にできることは何かを確認しながら、より詳しく熱心に聞いている様子でした。
 印象的だったのは、「もし、目が見えるようになったら、どんなことがしたいですか?」との質問に「本をいっぱい読みたいです。」と渡邊先生が答えられたことでした。
手を挙げる【たくさん手が上がりました)
 自分達にとって「あたりまえ」であることが、あたりまえでない人達がいる。ならば、どうすればいいのか。子ども達の胸に何かを残したやりとりであった気がします。
 今回、授業づくりを進めるにあたって、担任の先生方とも了解しあったことは、「知る」ことを最終の目的としないということ。「知る」ことから「考え」そして、何ができるのか具体的に「行動」できるようにすること、それを最終の目的にしようということでした。その意味において、今回のこの授業は、子ども達にたくさんのヒントが与えられたのではないかと思います。
 子ども達は、最初から最後まで、集中力の途切れる様子もなく、本当に熱心に学んでくれていました。そうした子ども達に応える為にも、次回以降、私達もきちんと準備を進めていかなければと改めて思わせてもらった授業でもありました。

☆ 第二回目 − 聴覚障害について学ぶ
 事前学習:10月 聴覚障害をキーワードに、かかわりある事柄について調べ学習を進める。
 11月1日(火)聴覚障害の方をお招きしてお話を聞く。
  場 所:上賀茂小学校多目的室  時間:10:45〜12:00
  講 師:福村 賢二先生(京都市聴覚障害者 北支部長)手話通訳 藤木さん
  内 容: 講師による聴覚障害者のお話の後、子ども達とディスカッション。
 ☆ 京都市教育委員会の協力

(当日の報告)
 当日の授業は、聴覚障害者である福村先生が手話でお話をされ、手話通訳でお話をもう一度聞くという方法で進められました。
 まず、福村先生は、幼い頃の不慮の事故で聴覚を失ったこと、小学校に入学したが、先生の話が聞き取れず、再度、聾学校に入学したことなどをお話しされました。
 そして、聾学校では、話し手の喉に手をあてて、その振動から発声方法を学んだことや、話し手の口の動きを見て「あ・い・う・え・お」をまず学び、そして言葉を学んだことを話されました。
【手話でのお話を聞く子ども達】    
 また、口の動きによって相手の話を聞く際、「はし」などの同音異義語の多い言葉や、「たまご」・「たばこ」などの類似した言葉などは、大変読み取りにくいことを説明されました。
 災害などの緊急事態については、阪神大震災の際、家族の助けを求める声が聞こえない為に助けることができず、家族を亡くされた友人のお話を例に挙げ、聴覚障害者やその家族は、普段の日常生活の中で隣近所の方々に、その存在を知っておいてもらうことが大切だと話されました。また、非常ベルや緊急事態を告げるアナウンスがあっても聞きとることができないので、点滅ライトや文字表示を併設することは、聴覚障害者にとって大変重要であることも話されました。
 そして、日常生活においては、聴覚障害者は外見では判断できない「見えない障害者」である為に、言葉をかけても返事をしないなどのコミュニケーションの行き違いを生みやすく、誤解されることも多いことや、背後から車のクラクションを鳴らされても察知できず、危険な目にあうことが多いこと、
同じ意味で、歩道上での自転車との接触事故が大変多いことなども話されました。
 子ども達は、この授業でも、前回同様、自分が理解していた「あたりまえ」について、もう一度深く考える機会を持てたのではないかと思いました。

   【手話で拍手する子ども達】
 そして「もし自分がそうであったなら」と想像力を働かせること、その上で行動すること。このことは、私達大人も、社会も、大いに欠落しだした部分でもあり、子ども達のみならず、私達自身も、もう一度身につけなければならない大切な点であるように思われました。

☆ 第三回− 身体障害&介助について学ぶ
 事前学習:11月車いすと介助犬をキーワードに、関わりある事柄について調べ学 習を進める。
 11月21日(月)介助犬への理解と車いす体験をする。
  場 所:上賀茂小学校 体育館
  時 間:AM:10:30〜(3・4時間目授業)
  講 師:京都ケアドッグステーション
  内 容:介助犬と車いすの体験を通して、障害のある人への理解を深める。
 ☆ 学校、上賀茂学区・北区社会福祉協議会、京都市福祉ボランティアセンター、京都ケアドッグステーション連携事業
全体
(当日の報告)
 今回は、一時間目から、車いす体験、その後介助犬と身体障害者の介助についての学習と、午前中いっぱい子ども達はたくさん学びました。

・9:00 〜車いす体験 
まずは車いす体験。この体験学習の重点は、車いすに乗る人も介助する人も、「もし、自分がそうであったら」と想像しながら体験していくことでした。街に出ればどれ程多くの障害物があるのか。普段何気なく過ごしていることを今一度、体の不自由な人の身になって見つめ直す、大切な時間でもありました。「車いすに乗って押してもらうと楽だと思っていたけど、とっても不安でこわかった。」子ども達の素直な感想でもありました。
段差    【段差を想定して】
障害物1【障害物を除けながら】
泥【泥ぬまを想定してマットの上で走行】
 子ども達は、12月には、上賀茂の街へ出て、「誰もが住みやすい街だろうか?」をテーマに探検します。その上で、この体験が役に立てばと思います。

・10:30 〜 介助犬についての学習

 まずは、京都ケアドッグステーションの指導員の方から、「介助犬ってなんだろう」といことをスライドを見ながら教えて頂きました。視覚障害者に対する盲導犬、聴覚障害者に対する聴導犬、
 手足に障害のある人に対して介助犬。たくさんのトレーニングを積みながら、障害者の助けになる為に働く補助犬達がいることを知りました。
 ちなみに、日本全国にいる盲導犬1070頭、聴導犬19頭、介助犬51頭(2010・10現在)。手足の不自由な人の数、おおよそ175万人に対して、まだまだ足りない状況にあることも知りました。
 その後、介助犬がどんな仕事をしているのかを実演を交えながら教えて頂き
ました。

 障害者にとって、介助犬は生活にの助けになるだけではなく、安らぎや外に出る勇気を与える存在であることを、一所懸命働くワンちゃんを見て、子ども達もより強く感じたことと思います。
 子ども達は、実際にユーザとなって、介助犬の体験もさせて頂きました。
介護犬並進 【介助犬に指示を出し並走する】 
犬2【お店の店員になり介助犬の仕事を理解する】
 最後に指導員さんは、「障害者と補助犬を見かけたら、それで大丈夫と思わないで、できる手助けをしてあげてください。皆さん一人一人が、障害者に手を差し伸べてくれたら、もしかしたら補助犬達はいらないのかもしれません。何より大切なのは、人の思いやりと支えあい。どうか、皆さんもできることをしてください。」とおっしゃいました。子ども達ばかりでなく、私達大人も重く受け止めなければならない言葉でした。たくさんの方々のご協力を得、また一つ大切なことを学べた授業でもありました。ありがとうございました
上賀茂学区 | - | -

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